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2019年 1月号 第109回「般若心経の二十」

菩薩さまの高い精神性を「以無所得故」という言葉で表わしています。

「以無所得故菩提薩埵依般若波羅蜜多故」
今までの前半部分は、観音さまが自らされた体験に基づいての話でした。内容を簡単にまとめると、「般若波羅蜜多の行」を何度も繰り返す事によって、世の中の在りよう、自分の在りようが客観的に考えられるようになり、その結果、一切の苦しみから離れる事ができた。」ということです。 そしてこれからの部分では、すべての菩薩さま仏さまも「般若波羅蜜多の行」により理想の世界に到達された。と、お話してみえます。 「菩提薩埵」とは、古いインドの言葉で、一文字目と三文字目をとって「菩薩」と書くと分かりやすいですね。本来の意味は「悟りを求めて修行する者」という意味があり、慈悲の心をもって人々を救おうとしている修行僧はすべて菩薩さまです。 その菩薩さまの高い精神性を「以無所得故」(見返りを自ら求めない精神を持っている)という言葉で表わしています。 全体を通してみると、観音さま以外のすべての菩薩さまも般若波羅蜜多の行で永遠なるものを求めて永遠に努力する人は、苦しみの無い理想の世界に到達する。という事です。

  • 以無所得故菩提薩埵依般若波羅蜜多故:いむしょとくこぼだいさったえはんにゃはらみったこ

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