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2017年 8月号 第92回「般若心経の話④」

私たちは普段「般若心経」と言って親しんでいますが、よく見ると経題として「摩訶般若波羅蜜多心経」と書かれています。

私たちは普段「般若心経」と言って親しんでいますが、よく見ると経題として「摩訶般若波羅蜜多心経」と書かれています。 これは、このお経の内容がだいたい分かるように付けた題目です。 では、このお経の題目にはどんな意味が有るでしょう。 ここでは題名を「摩訶」「般若」「波羅蜜多」「心」「経」の五つに分けて考えてみます。 まず「摩訶」とは古代インドの言葉「マハー」の音訳で「大いなる」と言う意味です。「摩訶不思議」の摩訶です。 「般若」は「智恵」とも訳され「苦しみの無いこと=幸せ」と考えて下さい。 「波羅蜜多」の意味は「彼岸に到ること=到彼岸」でインドの人達の信仰から生まれた言葉です。今住んでいる迷いの多い世界(此岸)から、はるか遠くにある理想の世界(彼岸)へ行く事です。「心」は「中心」、「経」は「教え」と言う意味なので、全体を通して見ると、「大いなる幸せに満ちた苦しみの無い理想の世界へ到達する為の中心的な教え」となります。 「般若心経」は、苦しみを取り除き、幸せに生きる為の道しるべなのです。

  • 此岸:しがん
  • 到彼岸:とうひがん
  • 彼岸:ひがん
  • 智恵:ちえ

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