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2015年 10月号 第70回「浄土真宗とお墓③」

「他力本願」は「阿弥陀様の本願の力」という意味

浄土真宗のお念仏は「自分の力(自力)」で称えるのではなく、本当は阿弥陀様の「本願の力(他力)」によってお念仏しているのです。それが正しい「絶対他力」の意味です。「他力本願」という言葉を誤解して解釈し「他人の力」というように理解している方が見えますが、正しくは「阿弥陀様の本願の力」という意味です。では「本願」とはいったい何でしょうか。阿弥陀様がまだ法蔵菩薩という名前で修行されていた時、四十八の誓願をお立てになりました。その事は浄土真宗の根本経典である「浄土三部経」の一つ「大無量寿経」に書いてあります。法然上人も親鸞聖人も、その第十八願を「本願」に選ばれたのです。また次の十九願や「阿弥陀経」には、「もし臨終の時に念仏をとなえる人が一人でも浄土に生まれないなら私は仏とならない」とあります。この教えが人々の大きな救いとなりました。阿弥陀様の教えを信じてお念仏をする人は、すべて平等に浄土へ往生する。という教えの浄土真宗では、他の宗派とか世間一般の先祖供養やお墓の習慣とは違う独自の考え方があります。

  • 大無量寿経:だいむりょうじゅきょう
  • 誓願:せいがん
  • 宝蔵菩薩:ほうぞうぼさつ
  • 他力:たりき
  • 本願:ほんがん
  • 称える:となえる

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