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2012年 5月号 第30回「写経の話①」

お教の始まりは必ず「如是我聞」で始まります。

弊社でお墓を建立された方には、ほとんどの人に、「写経」をしていただいてお墓に納めています。
ではなぜ、お墓に写経を納めるのでしょうか?
どんな意味があるのでしょう。
仏教は、今から二千五百年ほど前の古代インドでお釈迦さまによって生まれました。
お釈迦様は八十歳で入滅されましたが、入滅後残されたお弟子さんたちが集まって、お釈迦様の言葉(教え)を正しく残すため「私はこのように聞いた(如是我聞)」と全員でひとつづつ確認しながらまとめました。それがお経の始まりで、お教の始まりは必ず「如是我聞」で始まります。
これは聖人の言葉は「口伝」するというインドの古い習慣により文字にせず、そのまま暗唱して伝えられ、お釈迦様の入滅直後から数百年間にわたり行われました。(仏典結集)
それから数百年後に、口伝ではなくターラ(多羅樹)の葉に文字でお教が記録され始めました。これが「貝葉」といい「写経(お教のコピー)」の始まりです。
日本にも中国から入った古代インド語の貴重な「梵文貝葉」が奈良の法隆寺に残っています。

  • 梵文貝葉:ぼんぶんばいよう
  • 貝葉:ばいよう
  • 多羅樹:たらじゅ
  • 仏典結集:ぶってんけつじゅう
  • 口伝:くでん
  • 如是我聞:にょぜがもん
  • 入滅:にゅうめつ

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