2020年 6月号 第126回「コロナの三密・仏教の三密」
真言宗の三密で、より良い人間関係を築きましょう
非常事態宣言が解除され、県をまたぐ移動も解禁されましたが、まだまだ新規感染者も発生し予断が許せない新型コロナウイルス感染症。
感染予防の為には三密にならない行動が大切だと言われています。
しかし仏教(真言宗)では「三密加持」と言って、同じ三密という言葉を使っていても、とても大切な修行があります。
真言宗の三密とは
①身密(しんみつ)身=からだ(行動)
②口密(くみつ)口=くち(言葉・発言)
③意密(いみつ)意=こころ(考え)の三つです。
①身密とは・・・
自分の行動を見直し、自分勝手な行動、自分さえよければという気持ちで行動しない。
②口密とは・・・
自分の言動を見直し、他人の悪口を言わない、SNS等に書き込まない。
③意密とは・・・
自分のこころを見つめ直し、他人にも気配りをし、行動に移す。
などです。
かたや避けるべき距離の「三密」、もう一方で守るべき自分の心の「三密」、同じ「三密」でもまったく違いますね。自分が出来ることを大切に、それぞれの三密を守って生活していきたいものです。
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/qgm02/e-ishimasa.com/public_html/touto_in.php on line 170