2024年5月31日 金曜日
多治見のお墓でお地蔵様の設置工事(岐阜県多治見市脇之島町)
皆さん、こんにちは!
今回は、先日多治見市の市営霊園で行った、お地蔵様の設置工事をご紹介させていただきます。
今回のお客様はI様という方で、以前弊社でお墓のリフォーム工事をご依頼いただき、そのご縁で今回ご相談をいただきました。I様の相談内容は、「生まれることなく亡くなられたお子様のために、何か供養が出来る方法はないか」というものでしたでした。
流産や死産、中絶などによってこの世に生まれることのなかった胎児や子供のことを、”水子”と呼び、そういった水子を供養するために建てられるのが水子地蔵です。今回、元々建っていた代々のお墓ではなく、その脇に水子地蔵を建ててあげることが一番の供養ではないかということで、ご提案をさせていただきました。
こちらが工事前の写真です。代々のお墓の脇の赤丸印のところに新しくお地蔵様を設置しました。
このお地蔵さまは、”舟形地蔵”という背中に船の形をした飾りを置いたお地蔵さまで、このあたりでは水子供養にはこの舟形地蔵が建てられることが多いです。
亡くなられたお子様にはお寺様に戒名を付けてもらっていたそうなので、お地蔵様の脇に戒名とご命日の彫刻をさせていただきました。
このお地蔵さまを建てたことで亡くなられたお子様が無事、成仏できることを心から願っております。