2024年1月26日 金曜日
多治見のお墓でリフォーム工事(岐阜県多治見市小名田町)
皆さん、こんにちは!
今回は先日、多治見市の共同墓地で行ったお墓のリフォーム工事の事例をご紹介したいと思います。
今回のお客様は、以前弊社がお墓の彫刻工事をご依頼いただいた方で、今回親族の方が亡くなられたためお墓に戒名を刻んで欲しいというご依頼でご来店いただきました。
こちらが工事前の写真です。弊社ではお墓の彫刻工事をご依頼いただいたお客様には無料でお墓の点検を行っているのですが、点検でいくつか気になる点が見受けられました。
まず1つ目はお墓が傾いていた点です。水平器をあてた写真を見てもらうと気泡が中央ではなく右に寄っているのが分かると思います。これはお墓が正面から見て左側に傾いている証拠であり、これくらい傾いていると一般のお客様が見ても傾いているのが分かるくらいの状態でした。
2点目にお墓が墓所の中央ではなく、左側に寄って建てられていた点です。石碑の周りにコンクリート製の外柵(お墓の周りの枠石やブロック等)があり、その周りにさらに石製の外柵がある状況からして、おそらくもともとはコンクリート製の外柵と石碑だけだったのが、後に石製の外柵を増築したため、位置がずれているのではないかと考えられます。
石碑が墓所の中央にないため、拝石(墓所内にある敷石)が入口から石碑に向かって斜めに設置してあり、こちらもバランスが少し悪い状態にありました。
このままではいずれ石碑が倒壊してしまうおそれもあったため、彫刻工事をするついでにお墓のリフォームもしてみませんかとご提案したところ、実はお客様も以前から気になっていたようで、それなら是非ということでお墓の彫刻工事と並行してリフォーム工事を行うこととなりました。
今回のリフォーム工事で行ったことは、大きく分けて
1.石碑の据え直し
2.古くなったコンクリート製の外柵の撤去
3.拝石の敷き直し
4.墓所内の防草作業、砂利の入れ替え
の4つを行いました。
石碑の据え直しは、一度石碑を取外し基礎工事を行って土台を安定させ、その上に耐震性の接着剤を使用しながら据え直していきました。石碑を取り外す際にコンクリート製の外柵も撤去し、石碑を据え直し位置を墓所の中央に移動させた後、拝石が入口からまっすぐになるように敷き直しを行いました。最後に墓所全体に防草シートを敷設し、新しい砂利を敷き直して工事完了です。
写真のビフォーアフターを見るだけではなかなかその変化は分かりづらいかもしれませんが、工事を終えた状況を見られたお客様には、「こんなにキレイにしていただいてありがとうございました。見違えました。」とお褒めの言葉をいただけるほど喜んでいただけました。
お墓も住宅と一緒で建てて終わりではなく、より長く使ってもらうためには定期的にメンテナンスが必要です。かといって「うちのお墓はいい状態なのかそうではないのかよく分からない」という方が大半ではないかと思います。そういった方にはぜひ弊社で行っているお墓の無料点検をご利用いただき、現在お墓がどんな状態なのかを確認していただくことをおすすめしています。
お墓や供養の疑問はまず相談することからはじめてみてください!