2023年8月28日 月曜日
お精抜きの立会にいってきました!(岐阜県多治見市市之倉町)
皆さん、こんにちは!
先日、お客様の代わりにお墓のお精抜きの立会に行ってきました。
お精抜きとは、墓石を移動させたり、片付けたり、名前を刻んだりなど、お墓を触る工事などをする際に僧侶様や神主様によって行われる魂を抜く儀式のことで、お精抜きを行う理由はお墓にご先祖様がみえる状態でお墓を動かしたり、加工したり、片付けたりすることは避けるべきだとされているからです。
ですので、お墓やお仏壇(お位牌)などを触る際には、ご先祖様には一度元々の場所に戻っていただく必要があります。ちなみに作業が終わった後には、お墓に戻っていただく(お精入れ)儀式を行います。
お精抜きの際には、お施主様に立ち会っていただくことが多いですが、中には遠方にみえたり時間の都合が合わない方もみえるので、そういった時は我々がお施主様の代わりにお精抜きに立ち会わせていただくことがあります。(お施主様の立会が不要の場合もありますので、詳しくはお寺や神社に確認されることを推奨しています)
この日は朝から30度を超え、立っているだけで汗が噴き出るような暑さで、私には髪の毛がありますがご住職は剃髪されているため、暑さの体感も全然違うことだったと思います。そんな気候の中、お檀家様のためにお墓で読経をされているご住職の姿を見て、私はただただ頭がさがる一方でした。
ちなみに「そういった時はどのように対策されているんですか?」と聞いたところ、写真の様に日傘を差して対策されているとのことでした。
お墓やお仏壇の工事の際に必要な仏事は色々ありますが、なかなか分からないことばかりかと思います。まずは我々石材店や仏具屋にご相談いただければと思います!!