2022年11月18日 金曜日
土岐のお墓で移設工事(岐阜県土岐市曽木町→岐阜県土岐市泉町定林寺)
皆さん、こんにちは!
今回は土岐市の共同墓地でのお墓の移設(お引越し)工事のご紹介をさせていただきたいと思います。
こちらのお客様は、弊社がいつもお世話になっているお寺様のご紹介でお問合せをいただき、その縁あって今回ご依頼をいただきました。ご縁に感謝ですね。
こちらが移設前のお墓の工事前写真です。今回こちらの墓地管理者の方とも話をして、土台の石積は残した状態で、石碑のみの移設作業となりました。
こちらが移設先のお墓の工事前写真です。写真の草むらになっている部分に、石碑を移設し、外柵(お墓の周りの枠石)は新しく作ることとなりました。
まずはじめに、移設前の墓所にて移設する石碑の解体作業を行いました。お墓じまいの工事とは違い、移設作業となると傷一つ付けないように取り外さなくてはならないため、お墓の工事の中で一番神経を使う作業となります。今回の石碑は割と古い年代に建てられたものだったので、接着部分を取り外すのは比較的スムーズに終えることが出来ました。石碑を取り外した後は防草シートを敷設し草が生えにくいようにします。
次に、移設先の墓所にて新しく作る外柵用の基礎コンクリートを打設し、基礎コンクリートが十分に固まった後、外柵用の石を据付け、同時に石碑用の基礎コンクリートを打設します。
最後に、石碑用の基礎コンクリートの上に、曽木町から持ってきた石碑を据付け、外柵の周りに防草シート、藻硅石(白河砂利とも呼ばれています)を敷設し完成です。墓所の真横まで工事車両が入ることが出来たので、比較的スムーズに作業を終えることが出来ました。
今回の事例の様に、山の上などのお参りのしづらい墓所から、お参りのしやすい墓所にお墓を移設したいというご相談が最近増えはじめました。
「お参りがしにくいから、年を取ってお墓に足が遠のいてしまった」といった理由で、だんだんお墓参りに行かなくなり、後に無縁墓となってしまった事例も耳にすることがあるため、今回の事例の様にお参りのしやすい場所にお墓を移動させ、お墓を継承しやすくするというのはとても素晴らしいことだと思います。
「今あるお墓をお参りしやすくするにはどうしたらいいだろうか」などのお悩みをお持ちの方は、是非一度お気軽にご相談してみてください。