2022年10月12日 水曜日
多治見のお墓で記念碑加工の現地調査(岐阜県多治見市金岡町)
皆さん、こんにちは!
今回は多治見市の市営霊園で弊社で以前施工させていただいたお客様の、記念碑加工についてご紹介させていただきます。
こちらの写真に写っているロケットのような石柱が記念碑となっており、お客様が勲六等の宝冠章をいただいた記念に建てられたものです。受賞されて年月日とこの記念碑を作られた建立月と建立者名、そしてこの方がキリスト教の信者の方だったので、キリスト名が彫刻されています。
宝冠章は、明治21年に瑞宝章と同時に制定されました。(現在は、外国人に対する儀礼叙勲等特別な場合に、女性にのみ授与される勲章として運用されています。※参照:内閣府HP)
元々本家さんのお墓の敷地の一部をお借りして記念碑を建てられたのですが、今回本家さんがお墓じまいをして敷地を返還されるとのことでした。結果としてこの記念碑をどこか別の場所に移す必要が出てきたのですが、移す場所もないため、この記念碑をお手元サイズにミニチュア化してほしいというのが今回の依頼でした。
ミニチュア化するにあたって問題となるのが、彫刻文字のサイズダウンに限界があるということです。
というのもあまりにも文字が小さいと、石に彫刻する際に文字が潰れてしまうんです。ですので、現在の文字のバランスを確認しどこまでミニチュア化できるのかというのを確認するための現地確認をしにいきました。
もしかするとご希望に沿ったサイズダウンができないかもしれませんが、もしご納得いただきミニチュア化した際には、またブログにてご紹介させて頂きたいと思います!!