2022年3月7日 月曜日
多治見のお寺でスロープ工事⑥(多治見市虎渓山町)
皆さん、こんにちは!
営業担当の佐藤裕基です。
先日に引き続き、お寺の境内地でのスロープ工事の続きをご紹介したいと思います。
スロープ側壁部分の石張り工事が完了し、最後はスロープの踏面の石張り工事です。見た目では分かりづらいのですが、こういった工事をする場合には水が溜まらないように水勾配(水が流れるような傾き)が重要になってきます。
スロープののぼり部分はもともと斜めになっており勾配が付いているので大丈夫ですが、写真下側の乱張り仕様(乱形の石を張り付けること)の踊り場部分については当初、設計上平面(勾配がなしということ)で図面で描かれていました。
しかし実際、そのままだとここに水が溜まってしまうため、設計図面では描かれていませんがビミョーに踊り場中央部分の石張りの高さを高くして、水が流れるように勾配を付けるという施工を行いました。
どのような業種でもそうだと思いますが、使われる方はよほど気付くことはない、そういった細かいところにいかに配慮できるかが作り手として重要なことだと思います。
工事はすべて完了しましたがまだ現在養生中ですので、すべて完了した際にまた完成報告をさせていただければと思います!!