2021年10月14日 木曜日
お墓掃除のコツについて
皆さん、こんにちは!!
営業担当の佐藤裕基です。
今年の秋彼岸も皆さん、お墓参りに行かれたと思いますが、お墓掃除ってやり方とかあるのかな?と疑問に思われたことありませんか?
今回は、これだけ知れば誰もがプロフェッショナルになれるかもしれないお墓掃除のコツにお話させていただきたいと思います。
目次
どれくらいの頻度で掃除すればいいの?
今のお墓は昔と比べて磨きの技術も進歩していて、汚れが付着しにくくなっていますが、それでも少しずつ汚れは蓄積しています。こびりついた汚れは専用の薬液を使わないと取れないのですが、強力な薬液は石を傷つけてしまう可能性があるため、そうならないためには日頃からこまめにお掃除をしておくことが大切なんです。
「どれくらいの頻度でやればいいの?」という声が上がってきそうですが、年末年始、春彼岸、お盆、秋彼岸の年4回くらい(おそらく皆さんがお参りに行かれるタイミング)はお掃除していただくと、汚れも付きづらくキレイな状態が長持ちすると思います。
上手なお墓掃除の仕方ってあるの?
皆さんはどうやってお墓掃除をしていますか?おそらく濡れ雑巾で拭き掃除をされている方が多いと思います。もしかしたらお水をかけるだけ!というワイルドな方もみえるかもしれませんね。笑
今回は特別な道具を使わずにできる簡単なお墓掃除のやり方についてご紹介したいと思います。使う道具は右の写真にあるような、食器洗い用のスポンジ、プラスチック製のブラシ(ハードとソフトの両方があると良い)、コップ洗い用のブラシ、歯ブラシ、マイクロファイバータオルです。どれも100円均一ショップで買えるものなので、手に入れやすくお値打ちです。
それではお墓掃除の仕方について確認していきましょう。
1.お墓の掃除の前にまずはお墓の周りの草取りをします。
2.お墓についている塵汚れをブラシで払い落とします。
3.お墓全体を軽く水で濡らします。
4.ブラシ(ソフト面)やスポンジを使用し汚れを取っていきます。
5.汚れが強いところにはブラシ(ハード面)を使用します。
6.最後に乾いたタオルでお墓に付いた水分をふき取ります。
私達もお墓のクリーニングの勉強会などに行ったりするのですが、そこで石材メンテナンスのプロから聞いた話では、基本的にお墓の掃除をする際は下から上へやるそうです。
これは、逆にしてしまうと上の方に付着した汚れ等が垂れジミとなって下の方に再付着する可能性があるからだそうです。私もこの話を聞くまでは、知らずに上から順番に掃除しちゃってました。
また、お花立や香炉などお墓に付いている付属品を掃除する際には、動いて落としてしまう可能性もあるので、片方の手を石に添えながら、そして力任せに強く洗いすぎないように気を付けるようにとのことでした。
お墓掃除用に洗剤は使っていいの?
ホームセンターや石材店で販売しているような石材用の洗剤は大丈夫ですが、食器洗い用の洗剤や塩素系、酸性洗剤は、シミの原因になったり、石を痛めてしまうので使わないようにしましょう。また石材用の洗剤を使用した場合でも、最後はお水でしっかり流さないとシミの原因になりますので注意してください。どうしても自分達ではキレイに出来ない汚れで困っているという方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。