2021年8月15日 日曜日
お墓えらびで注目するポイントとは・・・
皆さん、こんにちは!!
営業担当の佐藤裕基です。
今年は記録的な大雨でなかなか外に出れない状況ですが、例年ならこの時期にはお盆休みということで、お墓参りに行かれる方も多く、お墓について少し考えられる時期だと思います。
そこで今回は、これからお墓を建てられる方、お墓の引越しをお考えの方に注目していただきたい、お墓の場所選びのポイントについてお話したいと思います。
目次
歳を取っても通うことができるか
山の上にある所だと上まで登っていくのも困難になり、車でしか行けず何時間もかかる所だと車が運転できなくなってしまった時に、お墓にたどり着くために時間とお金を浪費してしまうことになります。
通うことが億劫になってしまうと、お参りに行く回数が減り後にお参りする人がいなくなり、結果無縁墓になってしまう可能性もあります。
歩いて行けるところであれば最高ですが、そうでなくても公共交通機関を含め交通の便がいい場所を選ばれると良いかと思います。
お墓の通路の幅はどれくらいあるか
人1人が横向きにならず通行できる最低の幅が60㎝、両手で物などを持って通行する場合は80㎝以上が理想とされています。またこのあたりの地域ではほとんどないですがバリアフリーになっていると車椅子の方もお参りに行けて使い勝手がいいですね。
狭い通路をかき分けてお参りに行く大変さは、上記同様お墓離れにつながる可能性がありますので、通路の幅がどれくらいあるか、また通路の舗装の状態はどうかなどもチェックされると良いかと思います。
階段の踏面、高さはどれくらいあるか
お年を召された方や小さなお子さんが登りやすい段差は16㎝以下、踏面は30㎝以上が理想とされています。それ以上でも登れないことはありませんが、つまづいて転倒する危険性が高まります。
墓地に階段や段差がある時には、高さがどれくらいあるのか、また段差が少し高い場合でも手すりなどの補助があるかどうかをチェックされると良いかと思います。
水道があるか、お参り道具が常備してあるか
お墓参りをする際にかかせないお水、だいたい2リットルのペットボトル1本くらい持っていけばお花の水やり、拭き掃除含めて事足りると思いますが、わざわざお家から持っていくのは一苦労です。
墓地に水道が引いてあるか、また桶や柄杓などお参り道具が常備してあるかもチェックされると良いかと思います。
どんなに立派なお墓が建ったとしても、誰もお参りに来てくれないお墓ではご先祖様も報われません。
お墓のデザインや石の種類なども重要ですが、お参りのしやすさというものもお墓選びの基準のひとつとして覚えておいていただければと思います。