2021年1月6日 水曜日
神社と疫病のおはなし
みなさん、新年あけましておめでとうございます。
石政佐藤石材の代表 佐藤豊 です。
弊社も本日から営業はじめということで、2021年のスタートを切りました。
旧年中は、大変お世話になり、本当にありがとうございました。私たちにとって昨年は、いつにも増してお墓づくりを通して多くのお客様とご縁をいただいた年でした。
さて、皆様はどんなお正月をお過ごしでしょうか。新型コロナウイルス感染第3波の影響で巣ごもり正月、三密を避けて帰省を断念、など思い思いのお正月をお過ごしだったと思います。
令和2年を振り返ると、コロナウイルスで明けて、コロナウイルスに終わる年でした。一年中コロナウイルスの話題が出ない日はなく、あっという間に過ぎ去った一年だったような気がします。
人類の歴史は、疫病との戦いの歴史といわれるほど疫病には悩まされてきました。日本においても、「古事記」などの文献に疫病との戦いが記載されていますが、まだ細菌やウイルスなどの存在が発見されていなかった古代の人々は、疫病が流行りだすと「神様(あるいは恨みを抱いて死んだ者の霊)の祟りによって疫病が流行った」と考え、その霊を神社に祀り慰めて鎮めようとお祭りをしたり、神社を建立してきました。
地域にある神社というのは元々が地域の氏神様を祀ったものが始まりなので、自分たちのご先祖様たちの霊力を借りて疫病を鎮めようとしたのでしょう。
まだまだコロナウイルスの終息出口は見えませんが、人類が克服できなかった疫病はありません。ご先祖様の力を借りながらウイルスの克服に頑張りましょう。
石政佐藤石材は、今年も日本人のふるさとである「お墓」づくりに社員一同邁進してまいります。本年が皆様にとって最良の年であることをお祈りいたします。