2020年12月1日 火曜日
土岐のお墓でリフォーム工事
皆さん、こんにちは!!
現場担当の水野です。
先日、土岐の共同墓地でお墓の据え直し工事を行いました。
営業担当の話では、代々のお墓の後ろに建っている古墓が傾いており、倒れてしまう前にちゃんと据え直したいということでご依頼されたそうです。
こちらが工事前の写真です。写真では分かりづらいかもしれませんが、後ろの列の一番左のお墓が前に、真ん中のお墓が左に、そして手前のお地蔵さんが花立の後ろのあたりに向かってV字に傾いています。石積みをしてあるお墓などで古い年代のものは、転圧が不十分で、その後年月が経つにつれて雨等で地盤が締まってくることによって、隙間が出来て、傾いてしまうということがあるようです。
まず初めに一度お墓を解体して、新しくお墓を建てる時と同じように、基礎部分に砕石敷設しコンクリートを打設します。
コンクリートが十分に固まったらその上に取り外した墓石を下から順に据え付けていきます。以前は石の接着にセメントを使用していたようですが、今回はより頑丈にするために新しくお墓を建てる時と同じように耐震性のある石材用ボンドを使用して据え付けました。
敷地が広く昔からある墓所だと、古いお墓が敷地の中に何基か建っているという方が割と多いと思います。今は大丈夫でも大きな地震などが来た時には補強がしていなくて倒れてしまう可能性もあるため、そういった方はこのような耐震補強の据直し工事を一度検討されるのもいいかもしれませんね。