2020年12月18日 金曜日
十三重塔の新設工事
皆さん、こんにちは!!
営業担当の佐藤裕基です。
先日、社長案件の十三重塔の新設工事の立会いに行ってきました。こちらはいつもお世話になっているお寺さんからのご依頼の工事でした。
目次
1.塔の土台部分の基礎工事
高さが約6mもあるとても大きな石造物なので、基礎もこれくらい頑丈なしっかりしたものでなければ持ちません。基礎の大きさや鉄筋の配置量などは構造計算のできる方に計算してもらい、途中まで埋まっているため写真ではあまり大きさが分からないかもしれませんが、2.6m角の高さ1mの大きさがあります。
2.塔の据付工事
基礎の養生が完了したら、塔の建て上げ作業です。これだけの高さのものを据え付ける作業なので、安全性を確保するために、足場を組み立てて作業を行いました。また、重量が一番重たい部材で約2t弱あったため、吊り上げるために建設現場などでよく見かけるラフタークレーンを使って作業をしました。
3.塔の耐震施工工事
耐震性を持たせるために塔の中心には心棒が入れてあり、すべての部材に一貫して繋がっています。
耐震性の問題などで古い石造物が片付けられることが増えてきていますが、建てあがった塔の姿を見て、こういった石造物はやはり魅力があり惹きつけられるものがあるなぁと感じました。(上手に表現できなくてごめんなさい。)そういった魅力を皆さんにお伝えできるように、これからも石のアドバイザーとして仕事に励みたいと思います。