2020年5月11日 月曜日
仏事のギモン ~数珠ってなんのためにあるの?~
皆さん、こんにちは!!
営業担当の佐藤裕基です。
このブログでは色んなトピックで石政の活動内容をご報告しています。このトピックでは他業界から何も分からないまま石屋に入った私が、皆さんも普段感じているであろうお墓や仏事のギモンを一緒に考えたいと思います。今回は法事の時に皆さんがあたりまえに使っているアレについてお話させていただきます。
目次
数珠ってどんな意味があるの??
普段法事の時に使っている数珠、これは古来ヒンズー教のバラモン(司祭)が儀礼用として使っていたものを、のち密教僧が使い始めたことをきっかけに、一般の仏教徒も使用するようになったそうです。
数珠は念珠ともいわれ、その数は通常108個です。この数は皆さんご存知のように人間の108の煩悩を表しています。持つだけで功徳があるとされている数珠ですが、それはこの煩悩を退散・消滅させる功徳があるからだと言われているそうです。すごい力ですね!!
ただこの数珠の数は他にも、108の10倍の1,080個のものや、半分の54個、さらに半分の27個のものもあり、長さにもそれぞれ違いがあります。
皆さんのお持ちの数珠はどうですか?今度使う時にちょっと数を数えてみてはいかがでしょうか・・・?
宗派によってかけ方が違うの?
皆さん、合唱の際に数珠をどのようにかけていますか?長い数珠はそのまま左手親指人差し指の間にかけて持ち、房を下に垂らすのが良いということです。
もちろん各宗派によって若干の違いはありますので、代表的な宗派については下のイラストを参考にしてみてくださいね。