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5月, 2020 | %page_title% | %blog_title%

2020年5月29日 金曜日

珪化木のカットと磨き

みなさん こんにちは

石政佐藤石材の代表 佐藤豊 です。

 

突然ですが、みなさん「珪化木」ってご存知ですか?

 

小学校の理科の時間に習ったと思いますが、昔々何万年も前の木材(立ち木)が倒れて土砂に埋まり、地層の隆起によって地面の下の方へと移動すると、地層からのとてつもない圧力を受けます。

そこへケイ酸を含んだ地下水が流れ込み、徐々に木の細胞の中を満たしていき長い期間を経て木の中身が二酸化ケイ素に置き変わったものです。

ケイ酸(sio2)とはケイ素と酸素、そして水素の化合物の総称で土のせいぶんの60~80%を占める成分です。

ケイ酸って普段あまりなじみの無いものですが、実は地球上のあらゆる生物の細胞に入っている物質なんです。

 

で、 「珪化木」は二酸化「ケイ」素に変「化」した「木」なので、珪化木と言います。

 

自分たちの小さい頃は、珪化木の事を「木石」と読んで近くの川へ取りに行った記憶があります。

 

木の中身が二酸化ケイ素に置き変わり、地層からの圧力を受けて圧縮されると二酸化ケイ素は結晶化して、「石英」に変わっていきます。

石英は基本的に白い色の結晶を作るのですが、鉄分などの元素の影響もうけて黒や紫、黄色などの色も出て来るので、様々な模様が生まれます。その中でも無色透明なものは「水晶」と呼ばれとても人気が有ります。

そういった珪化木が多治見市の中央を流れている土岐川流域で採取出来ます。そして土岐川流域で採取されるためか「土岐石」と呼ばれ昔から愛好家が見えるそうです。

聴くところによると、古墳時代には「勾玉」として使用され、江戸時代には「生類憐みの令」を出された徳川綱吉公に献上したところ、その魅力に感銘され「採取禁止令」が出されたとの事です。

 

前置きが長くなりましたが、今回その愛好家さんが土岐石の事を多治見の子供に知ってもらうために珪化木を切って磨いてほしいと依頼に来られました。

こちらがその珪化木です。

左の二つは良く見ると木の切り株の雰囲気が残っています。

これを年輪とかが分かるように縦横に切って磨いてほしいとの事でした。

 

切ることはダイヤモンドカッターで切ればそんなに難しくはないのですが、磨くとなると御影石用の砥石ではうまく磨けるのか心配でしたが、とりあえずやってみてほしいとの事で、カット磨き作業が終了した物が、

こちらです。

心配していたより良い艶がでてホッとしています。

職人さんにやってもらいましたが、荒砥石の跡がなかなか消えなくて何度も磨き直したそうです。途中で見た時に、もうそれくらいでいいんじゃないかと思いましたが、職人さんの意地でここまで仕上げたそうです。

外見からはとても想像できない自然が作り出した美しさに感動です。

子どもたちが、これを見て石の事や地元の魅力に気づいてくれたら苦労したかいがあったと思います。

 

 

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2020年5月28日 木曜日

マスクの寄付

みなさん こんにちは

石政佐藤石材の代表 佐藤豊です。

猛威をふるっている新型コロナウィルス感染症も緊急事態宣言が解除となり、多治見市内でもマスクをかけないで出歩いて人が見かけられるようになりました。

弊社ではお客様との商談時や営業時にマスクは欠かせないので、石材関係の商社さんにお願いして中国から仕入れています。知り合いのケアマネージャーさんからも頼まれて今回は7000枚のマスクを仕入れました。

先日の新聞で多治見市の社会福祉協議会さんがマスク不足で困っているという記事が出ていたのを思い出して、仕入れたうちから1000枚を寄付する事にしてお届けに行ってきました。

後ろにあるのが、不要なマスクを回収するパンダポストです。

社会福祉協議会さんは比較的ご高齢者さんとお会いする事が多いのでかなり気を使ってみえます。私どもも高齢者さんとお会いする事が多いので気をつけて接客などしていきたいと思います。

早くコロナが終息してマスク無しの生活が出来るようになりたいものです。

 

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多治見のお墓でリフォーム工事

皆さん、こんにちは!!

営業担当の佐藤裕基です。

 

本日は、先日完了した私が担当していたお客様のリフォーム工事のご紹介をさせていただきたいと思います。

 

こちらが着工前の写真です。初めは将来どうなるか分からないので今のうちに片付けられるものは片付けて草が生えないように全面コンクリートを打ちたいというお話でしたが、打合せを重ねるうちに、今あるお墓をキレイにしたいという思いに変わられたそうで、右側の方の2基のみ片付けて、残りは巻石(お墓のまわりの石)をつけて墓石を据え直すリフォームをすることになりました。

 

 

工事の流れとしては、まず今のお墓を一度解体し、石積みが少し強度的に心配だったため、石積みの裏側にコンクリートを打設して補強をしました。

 

 

その後巻石(まわりの石)を据え付け耐震ボンドと補強金具で固定し、墓石の基礎コンクリートを打設します。今回は防草のため、また強度的な面から巻石内前面に基礎コンクリートを打設しました。

 

 

最後に基礎の上に墓石を据え付けて完成です。最近のお墓と違い昔は手加工のみでの加工だったため、今と比べると石と石の接合面がまっすぐでないことが多いため、今回は接着が十分な強度になるまで写真のようにガッチャベルト?(正式名称はなんですかね?)で固定をしながら据え付けていきました。

 

広いお墓なので墓石の数が減り、少しさっぱりした感じもありますが、とてもキレイになりました。

 

これからもリフォーム工事を含め、よりよいお墓づくりをしていきたいと思います。

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2020年5月20日 水曜日

お墓のギモン ~永代供養墓ってなあに?~

皆さん、こんにちは!!

営業担当の佐藤裕基です。

 

このブログでは色んなトピックで石政の活動内容をご報告しています。このトピックでは他業界から何も分からないまま石屋に入った私が、皆さんも普段感じているであろうお墓のギモンを一緒に考えたいと思います。今回は多治見の市営霊園にもできるという話が上がっている永代供養墓についてお話したいと思います。

 

そもそも永代供養とは?

永代供養とは、お墓参りをしてくれる人がいない、また管理することができない方に代わって、寺院や霊園が管理や供養をしてくれる埋葬方法を指します。ただ「永代」といっても、「未来永劫」という意味ではなく、遺骨の安置期間が一定の期間設けられ、その期間が過ぎるもしくは管理料を払うことができなくなったら、合祀墓に他の遺骨と一緒に供養されるという形式が多いようです。(皆様は永代供養といえばこの合祀墓をイメージされる方が多いのではないでしょうか。)またこれも決まりなどはなく、様々な形式があるそうです。

 

永代供養墓の形式にはどんなものがあるの?

永代供養墓には屋内型と屋外型があり、屋内型はお墓のマンションのような稼働収納型やロッカー型などいわゆる「納骨堂」と呼ばれるタイプのものです。また、屋外型は、大きく分けて納骨檀型(個人ごとに施設に遺骨を安置)、納骨塔型(塔の地下に遺骨を納める)、合祀型(遺骨をまとめて埋葬する)の3つがあり、安置の方法は、ずっと個別で供養される場合や、一定期間個別で供養された後に合祀される場合や、はじめから合祀される場合など、上で申した通り、管理されている寺院等によってまちまちです。

 

多治見にできる市営の永代供養墓は、先日出ていた新聞の記事によると、一定期間個別で供養されてその後合祀されるという形式だそうですね。もしかするといきなり合祀にもできるのかもしれないですが、まだ具体的な内容は公開されていないので、今後の情報を要チェックですね!!

 

永代供養墓と終活

最近は、「終活」という言葉を目にする機会が増え、早い時期から自らの「死」に向き合われている方が多くみえます。お墓に関して特に最近では、「お墓のことで、子供たちに負担をかけたくない」という声を多く聞くようになりました。

 

現在供養の形も様々で、伝統的なお墓や上記に挙げた永代供養墓、樹木葬に散骨、はたまた宇宙葬など供養のかたちが多様化している時代でもあります。その中で後悔しないために、ご自身で決断される前に、一度ご家族や親戚の方々と話し合っていただき、誰もが納得できる供養のかたちを選択して欲しいと思います。遺骨を合祀してしまった後に、やはり個別で供養してあげられる方法を選べば良かったと思っても、その時に遺骨を戻すことはできません。

 

供養のことでお悩みがありましたら、いつでも供養の専門家である私達石政のスタッフに一度ご相談ください。

 

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多治見のお墓で新設工事

皆さん、こんにちは!!

石政の営業担当の大竹です。

先日私が担当した、多治見市の市営霊園にあるお墓のお墓じまいと共同墓地の新設工事のお話をさせていただきたいと思います。

 

 

まずは市営霊園のお墓じまいですが、こちらのお客様は亡くなられたご主人のご姉弟の嫁ぎ先のお墓がもうすでに面倒を見られる方がいなくなってしまったため、今回ご自分の家のお墓を新しく建てる際に、姉弟で一緒に入れてあげたいということで今あるお墓をしまわれる決断をされました。

 

市営霊園の改葬手続きで名義変更などが普段より少し手間ではありましたが、そちらも私が一緒に行って手続きのお手伝いをさせていただきました。

 

 

 

 

 

新しく建てる方のお墓ですが、数年前に弊社で外柵(お墓の周りの石)を作らせていただいていたので、今回はその上にお墓の本体を据え付ける作業だけでした。

 

いつも通りお墓の基礎コンクリートを施工し、その上に墓石、付属品、それにプラスして今回はペットのお墓(お墓の入り口付近右側の小さなお墓)を耐震ボンドを使って据付け、入り口部分に石張りを施して完成です。

 

今回はそばにカニクレーンを設置できたため、据付けも比較的スムーズに行うことができました。

 

最近、開眼供養(お墓びらき)当日に雨に降られることが多いため、今回はすがすがしい五月晴れで当日を迎えたいものです。

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