2020年4月10日 金曜日
お墓の移設工事
皆さん、こんにちは!!
石政の現場担当の水野です。
先日、土岐市にある共同墓地で元々あったお墓を別の墓所移したいというお客様のために、お墓の移設工事を行いました。
営業担当曰く、元々のお墓は急な斜面をずっと登った先にある墓所で、今までは大丈夫だったけど歳を取ってからその斜面を登るのがとてもつらく、たまたま山の下にある墓所の空区画を使えることになったため、移設を決心されたそうです。
工事の流れとしてはまず初めにいままでの墓所にあるお墓を撤去し、移設する墓石を新しい墓所に運搬します。山の下まで運搬車で石をおろすのに片道20分~30分と運搬に時間がかかりましたが、移設する墓石に傷がつかぬよう慎重に解体工事を行いました。
次に新しい墓所でいつも通り基礎工事後、外柵の据付け、墓石の据付けの順に行います。基礎工事の掘削の時に大きな石やコンクリート殻が埋め込んであったものが出てきて、掘り出すのに少し苦戦しましたが、何とか完了しました。
その後は基礎工事、外柵工事、墓石工事といつも通り順調に進み、既設墓石の色入れを行って完成です。こちらのお客様は代々のお墓がなく新しく建てられることも検討されていたそうですが、新しく建てなくても五輪塔の下にお骨を入れられるように加工すれば、五輪塔を代々のお墓として使って頂くことができますよと営業担当が提案したところ、五輪塔を代々のお墓として使われることを決められたため、骨穴の加工も施しました。
多治見、土岐、瑞浪などこのあたりの地方では山間にお墓が建てられていることが多く、最近ではお墓をお参りしやすいところに移したいがどうしようと相談にこられる方が増えているそうです。
皆さんには、「お墓参りに行くのが大変だからお墓を片付けよう」とすぐに考えるのではなく、お墓を移設する(引っ越しする)という選択肢もあるんだよということを知っていただければと思います。