2019年12月6日 金曜日
お墓の建替工事
皆さん、こんにちは!!
石政の現場担当の水野です。
先日、土岐市にある共同墓地で元々あったお墓を一部処分して別の墓所にお墓を新しく建て直したいというお客様のために、お墓の建替工事を行いました。
営業担当曰く、元々のお墓は急な斜面をずっと登った先にある墓所で、今までは大丈夫だったけど歳を取ってからその斜面を登るのがとてもつらく、たまたま山の下にある墓所の空区画を使えることになったため、建替えを決心されたそうです。
工事の流れとしてはまず初めにいままでの墓所にあるお墓を撤去し、一部移設する墓石を新しい墓所に運搬します。山の下まで運搬車で石をおろすのに片道20分~30分と運搬に時間がかかりましたが、移設する墓石に傷がつかぬよう慎重に解体工事を行いました。
次に新しい墓所でいつも通り基礎工事後、外柵の据付け、墓石の据付けを行うのですが、新しい墓所に以前その土地を使用されていた方の外柵(まわりの枠石)が残ったままであったため、基礎工事の前にそちらの解体工事を行いました。石を取り外すとその下にはさらに昔の石積みが残っていたためそちらの撤去にも苦戦しましたが、何とか無事解体できました。
その後は基礎工事、外柵工事、墓石工事といつも通り順調に進み、既設墓石の色入れを行って完成です。こちらのお客様はお墓を建直す際に、今後は別の家の人でもお墓に入っていけるようにと、今までお墓の正面の文字を○○家之墓とされていたのを、先祖代々之墓という表記に変えられました。
多治見、土岐、瑞浪などこのあたりの地方では山間にお墓が建てられていることが多く、最近ではお参りしやすいようにとお墓を山の下におろしてきたいがどうしようと相談にこられる方もお見えになります。
皆さんには、「お墓参りに行くのが大変だからお墓を片付けよう」とすぐに考えるのではなく、お墓を移設する(引っ越しする)という選択肢もあるんだよということを知っていただければと思います。