2019年10月18日 金曜日
お墓の建替工事
皆さん、こんにちは!!
石政の現場担当の水野です。
先日、多治見市にある共同墓地で、今あるお墓を2世帯のお墓に作り
直したいというお客様のために、お墓の建替工事を行いました。
営業担当曰く、関東に奥様の実家のお墓があり、今回そちらをお墓じ
まいして、多治見にある旦那様側のお墓にお骨を入れるために、和型
のお墓から洋型のお墓に作り変えて、2世帯はいるお墓にしたいという
ことだったそうです。
こちらが着工前です。今回は、墓誌と塔婆立てだけはそのまま使用し、
墓石は2つとも片付けさせていただきました。
工事の流れとしてはまず初めに今あるお墓の解体工事を行い、基礎
コンクリートを打設します。
次に外柵の据付、砕石の埋込を行います。(外柵の接続部には
補強金具を取り付けて耐震補強をしています)
最後に墓石の据付を行い、周りに玉砂利を入れて完成です。
(石の接着面にはすべて耐震ボンドを使用しています)
こちらのお墓のデザインは、設計者いわく半円の棹石(お墓の一番上
の石)が2つ合わさった形が、2世帯のお墓であることを表現している
そうです。
黒御影石に彫刻された桜がきれいに咲き、空という文字が力強く刻ま
れている特徴的かつ立派なお墓に仕上がりました。
ご夫婦のそれぞれの実家のお墓を1つにまとめて2世帯のお墓として建て
替える方も最近増えてきたように感じます。昔のお墓だと○○家之墓と
文字が彫られていることが多く、2世帯が入るためには棹石を取り換える
か、一から新しくする必要があるため、後者を選択される方が多いのか
もしれませんね。
皆さんには2世帯の方が眠るお墓もあるんだよということを知っていただ
ければと思います。