2019年8月28日 水曜日
お墓の建替工事
皆さん、こんにちは!!
石政の現場担当の水野です。
先日、土岐市にある共同墓地で今あるお墓を新しくしたい
というお客様のために、お墓の建替工事を行いました。
こちらが着工前の写真です。
営業担当曰く、元々はお墓の棹石(一番上の石)に傷が
入っていて気になるので、棹石だけ取り替えてほしいという
依頼だったそうなのですが、色々とお墓で話しているうちに、
お墓の下の部分も塩の影響で石がボロボロになっていたことが
分かり、いっそのこと建替えたいということになったそうです。
工事の流れとしては一度、墓石、墓誌、塔婆立てを撤去し、
お墓の基礎部分にはコンクリートを打設します。
コンクリートの強度が十分出てきたタイミングで、基礎の上
に新しいお墓を建て上げ、接着面には耐震ボンドを施します。
今回、防草処置も施したいとのことだったので、玉砂利の下には
固まる土を敷設しました。
最後に玉砂利で仕上げて完成です。
お客様は周りから自分のお墓だけ浮いてしまうのではないかと
心配されていたそうですが、シンプルなデザインの洋墓なので、
まわりのお墓とも調和がとれているステキなお墓に仕上がりました。
建替えの事例にはほかにも、○○家之墓と書いてある和型のお墓を
撤去して新しく二世帯の方々が入れるように、洋型のお墓に建替える
という方もみえます。
お墓じまいが増えている中、すぐにお墓を片付けてしまうのではなく、
そういった選択肢他にもあるんだよということを知っていただければと
思います。