2019年2月21日 木曜日
仏塔仏事研究会 2月20日
みなさん、こんにちは!!
営業担当の裕基です。
昨日は、研究会の最終日で石文化を学びに
京都の寺院を先生のガイド付きで巡ってきました。
色々な寺院を回らせていただいたのですが、ブログでは
書ききれないほどになってしまうので、一部ご紹介させて
頂きます。
こちらは、あだし野念仏寺というお寺です。
あだしは、化野と表記し、この地は元々風葬の
地であったのですが、後世に土葬となり、人々が
石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだ所だそうです。
数えきれないほどの石仏が並んでおり、その光景に衝撃を
受けました。
こちらは、愛宕(おたぎ)念仏寺というお寺です。
こちらのお寺には1200を超える羅漢像(羅漢とは、仏教において
最高の悟りを得た、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことです)
が表情豊かに並んでおり、訪れる人々の心を和ませてくれています。
にっこり笑うその姿に私も思わず笑みがこぼれました。
今では、加工をする際に機械を用いることが主であり、形はとても
綺麗なのですが、このような手彫りの石造物も、不格好ですが味が
あり素敵だなと思いました。石造についている苔がまた趣を感じま
すね。
普段は眺めるだけで終わってしまいますが、今回は先生のガイド付き
であったため、歴史の背景などを思いながら見学することができ、
観光で来る時とはまた違う京都の街巡りができました。